演技の受験・オーディション対策BLOG

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日芸 演技学科 演技コース・2022年度一般一期 試験内容の詳細と対策のアドバイス付

日本大学芸術学部演技学科演技コース(2022)一般一期試験

試験日 2/8、9
1日目 筆記試験・面接
2日目 実技

面接票の記入

面接前に、面接票を記入  15分間

①指示に従って、全員で記入(4分間)
受験番号
氏名
生年月日
性別
住所
志望学科・コース
出身高校

②各自記入(11分間)
好きな学科目
得意な運動
実技の経験
高校のクラブ
特技・資格
趣味
印象に残った作品
本学志望の動機
将来の希望


面接表対策
「記入できなくても、合否には関係ありません」といわれるが、全部かける様にしておきましょう
面接票は、時間制限で小さな枠の中に綺麗に書く必要があります。
同じ用紙を準備し、制限時間で書きあげるのは、難しいです。
何回もお稽古しておきましょう


面接

面接の内容や傾向と対策について こちらの詳細記事をご覧ください→
日芸受験で実際聞かれた面接の質問内容をまとめたら、合格者の共通点が見えてきた
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実技Ⅰ 演技・セリフ

◆課題◆
「今から前にここで見たことのあるものをこれからお見せするよ
今から前にここで見たことのないものをお見せするよ
芝居見せようってんじゃないよ
見世物見せるのとは違うよ
お代は見てのお帰りじゃあないよ
ここじゃ芝居はやらないよ
影も形もない芝居をこれからお見せするよ」

出典:P.ハントケ著 大島勉訳「観客罵倒」『最新劇 現代世界演劇17』
白水社1972年 308ページ

舞台へ出てきて以上の文章を語り、その後の展開を自由に演じなさい。
※エチュードは1分程度

◆試験の流れ◆
①別室にて、課題の紙が配布され、注意点の説明
・課題の紙にゼッケン番号、名前を記入
・漢字の読み、受験生同士の会話は不可
・声を出したり、室内を動くのは自由
・試験中、セリフの紙を見て良い

②10分間の練習。 その後、紙は回収。
③その後、番号順に3人づつ移動し、1人づつ試験
④入室前に紙を再配布される。
⑤室内の真ん中に立ち、説明を受ける。
・問題の意味を理解しているかという旨の確認
・好きなところから出てきて良い。(舞台に出てきて、の部分が関係)
・エチュードの紙の扱いは自由。置いても持っても良い。
・エチュードは合図するまで続けること。


演技の対策
受験生で大きな声で練習する人は少ないです。ほとんどの人がつぶやく程度でした。
禁止されてないのであれば、しっかりと声を出し、身体も動かして練習しましょう。
その方が、ヒラメキも多く、緊張を取る事にも役立ちます。

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実技Ⅱ リズム感

◆内容◆
スピーカーから流れる電子メトロノームの『BPM120くらいのテンポ』の合わせてリズムをとる。
1人につき4エイト。2回チャンスがある
4エイト...表拍で足踏み
前半の2エイト 手で表拍をたたく
後半の2エイト 手で裏拍をたたく

◆試験の流れ◆
①グループ全員(番号順)と試験官1人で大きな円を作る。
②まずは練習。全員で表拍で足踏み→足踏みしながら表拍で手をたたく(2エイト)→裏拍で手をたたく(2エイト)。
この練習を1人ずつ、2周する。
練習も試験中も足踏みはずっとやり続ける。
人が変わるタイミングは試験官が「どうぞ」と合図あり
③試験
横一列に番号順に並ぶ。
④1人ずつ4エイトの一連の流れを2周行う。

リズム感の対策
リズム取りに必死で顔が強ばる人が多いですので、まえを向いて行いましょう。
出来そうで、緊張していると、リズムをとる事が出来なくなります。
種類や速さの違う曲を日ごろから聞いて、リズムに慣れておきましょう


実技Ⅲ 身体表現

◆内容◆
「進化」をテーマに2~3分程の音楽に合わせて身体表現。
5人ずつ行う。
緑のテープより前に出てはいけない。
人や部屋の物には触らない。床はOK。
最初の立ち位置から自由に移動して良い。
音楽の構成を使っても良い。
音楽がなる前にポーズをとっても良い。

◆試験の流れ◆
①試験内容やテーマを伝えられた後、音楽を1度聴く。
(ギターやドラムのアクセントが目立つ明るい英語の曲)
②グループを番号順に半分(5人)に分ける。
③試験を受ける組はM字(奇数が前、偶数が後ろ)に立つ。
④見学組は入口側の壁際に座って待つ。
⑤試験官の合図でポーズを取り、音楽が流れる。
⑥前半グループが終えたらすぐに後半に交代。

身体表現の対策
曲に合わせて、身体で表現することは、慣れも大切な要素です。
音の構成を把握する
音のメリハリや、テンポを感じる。
音から感じる世界観を大切にする。
その上で、【進化】という課題に対して、どうストーリー乗せるか考えていきましょう


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実技Ⅳ 歌唱・音感

◆内容◆
1人ずつ、30秒のアカペラ。
試験官のテーブルから1、2m離れた位置に貼られたテープが目印。
それより前に出てはいけない。
「1番聞かせたい部分が歌えるように30秒で構成してください」といった言葉あり。

◆試験の流れ◆
①番号の若い順に1人ずつ立ち位置に出る。
②ゼッケン番号、名前、曲名を言う。
③試験官からの合図で歌い始める。
④30秒はストップウォッチで計り、時間がきたら途中でも止める。
⑤順番でない人は、入口側の壁際に座って見学。


歌の対策
曲名などを言う時の声は大きく出しましょう
曲調にも吉増が、棒立ちにならず、音を楽しんでることを忘れずに。


スタジオ受験生より~やっておいてよかったこと

台詞
自分も始めは、声をだすことができなかった。
レッスンで【それは、表現衝動がないとみられる。気持ちがあっても、実際に出さないと試験官には伝わらない】と言われ、毎回レッスンで大きな声をだす練習をした。
試験では、練習を思い出し、大きな声でセリフをいうことができたと思う。
つみ重ねの練習をしていて良かった。

リズム感
過去問練習でやっていた課題だったので、余裕をもって取組めた。
実技の過去問は、絶対にやるべき

面接票
短時間で文章をまとめることが苦手
IZUMI先生から
「実際の面接票と同じ用紙を練習用として自分で作り、そこに毎日書く練習をしたら?」と言われていて、毎日練習した。
そのおかげで、当日は、安心して書くことができ、そのあとの面接も落ち着いて試験官の先生とお話できた。

待ち時間
何もせずに、ボーっと待っている人もいた。
「会話OKな時は、周りと会話した方が良い」とスタジオで言われていたので、周りの人に話しかけたりしていたら、緊張がほぐれた。

演技ノート
演技レッスンで、毎回ノートをとって内容や自分の気づきを整理して書き残していた。
受験当日の待ち時間は、その演技ノートを何度も読み返し、とても安心できた。
試験では、ノートに書いていた注意点を思い出して取り組めた。

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