体験授業型の入学試験
京都芸術大学
総合型選抜試験(体験授業型選抜)
志望コースを選び、学生になったつもりで体験授業を受ける入試。
先生のアドバイスを活かしながら課題に取り組みましょう。
コースの特色や課題の狙いを掴んで、あなたの可能性や熱意を表現してください
体験授業内容
演劇やミュージカルの俳優として必要な発声や身体表現
感情表現
相手役とのコミュニケーションなどの基礎エクササイズ
現代劇をモチーフに台本の読み方や役作りの仕方
セリフ表現を学び、台本の一場面を演じることにつなげていきます。
1日の最後には、舞台デザインコースと合同で
「舞台芸術とは何か?」を考えるワークショップを実施します
試験日 当日の流れ
日程:9月10日、11日、12日(好きな日程を一つ選べる)
(2022年度の試験では10日に集まったのは50人ほど)
50人を2グループに分けて別々の先生が付く。
お友達を作ってくださいと言われる。
稽古場では
カメラマンと固定カメラが設置
お昼休みを除いて常に撮影されている。
試験の課題1
A 鳩が水の中を潜っているよ
B そんな鳩いないよ
A いるよ
B いないよ
セリフが渡されランダムにペアが組む。
ペアの2人で配薬を考え、自由に表現する。
いるよいないよのところは何回も繰り返してよい。
時間は30分ほど。
固定カメラ設置の上
マスクやフェイスシールドを外して演技を行う
先生が各ペアにその都度アドバイスを送り2、3回再チャレンジができる。
その後他の人の発表を見て思ったことの感想を挙手制で発表。
午前プログラム終了
試験の課題2
鈴江俊郎作 「靴のかかとの月」の台本の一部。
午前とは違うペアが組まれる。
登場人物の年齢関係性、お話の時代、場所など
読み取れるところを1人で読み取る。5分。
↓
ペアで共有する。
その通りだ!と思ったものを採用していき2人で劇を作る。15分。
↓
発表
午前と同じくアドバイス、修正あり。
↓
全体で感想や反省など話し合い
先生の指示、どこでもいいから急にセリフ叫んでみる。
その場で、相手とキャッチボールが席ているかを見られる。
移動。
【春秋座で全体で振り返り】
15:15〜
・コース説明、質疑応答あり
・振り返りレポートを書く(5分)
・舞台デザインコースと合流
↓
実は舞台デザインコース(以後デ)でも靴のかかとの月を読んで舞台を作ろうとしていたということを発表される。
近くに座ったデと2、3人のグループを組み、どのようなことを考え舞台を作ったか意見交換。
↓
学科長の先生のお話で
お互いにこの人たちなしでは舞台を作れないことを覚えておいてくださいと言われる。
傾向と対策
「お友達を作ってください」と言われたり、授業風景を撮影していたり。
演技スキルも大切ですが、その前に、人となりを見られています。
仲間とコミュニケーションが取れているか?
演技においては、基本である、【相手を感じること】が出来ているか?
重点が置かれていると思われます。
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