セリフ表現でのアニメ声は要注意
演技の受験対策では、ここ数年、【アニメが好き】【声優もやりたい】という受験生が、多くなりました。
好きなだけなら良いのですが、セリフを言うと【アニメっぽい言い方】が身に付いてしまっている受験生もいます。
プロの声優さんは、勿論そのスキルは、素晴らしいです。
しかし、受験生が耳に馴染んでいる【っぽいセリフの言い方】をしてしまうのは頂けません。
・声を作ってしまう
・自分の声によってしまう
・セリフに情報を乗せすぎて、説明的になる
そんな風潮があります。
そして、受験生が、その事に気がついていないことも多いです
対策としては、自分の声を録音して客観的に聞いてみましょう。
又は、誰かに聞いてもらい感想を聞いてください。
声の個性と癖の違いとは?
様々な声には、個性があります。
個性と癖の違いは、なんでしょう?
意図的に声を操っているか?
いつも通りに考えずに声を出しているか?
何らかのキャラクターの物真似をしているのか?
貴方の声はどんな個性がありますか?
・響く声
・高い声
・ハスキーボイス
・だみ声
・鼻声
どんな声にも存在感があり、良い悪いの判断ではなく、貴方の個性を楽しむことです。
受験やオーディションでセリフ表現を求められたら、最初に役を作ってください。
その役に適した声を探していきましょう
受験では、役を作ろう
特に、受験の実技試験時では、声ではなく、役を作る様に心がけましょう。
セリフの背景を考えて、丁寧に感情を整理してください。
何となくリズムに乗って、気持ち良くセリフを言うのではなく、先ずは、一つ一つの気持ちを確認しましょう。
呼吸の仕方や、息継ぎに決まってしまっているようなパターンが無いか?
注意しましょう
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