日芸映画学科演技コース 2021年度一般入試 試験内容
以下の内容をしぐさのみで表現する。
《設定》
スマホを見ながら歩いていると、後ろから誰かに呼ばれた気がした。
振り返るが誰もいない。もう一度歩き出す。
突然数人の生徒が階段から降りてきてすれ違う。
驚いて携帯を落としてしまう。
通り過ぎた人の方を向きながら携帯を拾う。
携帯が故障していないか確認しながら歩き出す。
(そのまま退場)
傾向と対策
セリフがないので、仕草、表情に気を使いましょう。
① 大事なことは、【気づく演技】です。
見たふり、にならないように、しっかりと気づく演技をしましょう。
【気づく】場所は、【気づく】タイミングなど演技が流れないように、より丁寧に行いましょう。
② 視線が泳ぐなども注意しましょう。
演技している対象、内容に集中し、しっかり視点を決めてみることを習得しておきましょう。
③ 身体の癖
癖は自分では気が付きにくいです。
レッスンを通して、自分の癖を、表現にしていくことも重要です。
フラフラしたり、手の置き場に困ってしまったり。
なくて七癖!要注意ですね。
自分で出来る対策
動画を撮って、第三者の視線で自分の演技を見てみましょう。
意味なく、身体が動きすぎてないか?
視線に嘘が無いか?
気づきのポイントは明確か?
ご自身でチェックしながら、レベルアップ!
日芸を受験するなら、日芸を知ろう
【一芸】ではなく、日藝に秀でるということ。
この原点は芸術総合の精神!
映画俳優の育成を目指し、実践的なカリキュラムを用意しています。
1&2年次
発声などの演技基礎、音楽、日舞、洋舞などによる身体表現
感情表現などを通して演じるために必要な基礎力を育成します。
【監督】【撮影・録音】コースと実習作品・卒業作品などを製作することで、映像制作に関する知識や現場への理解を深めます。
脚本の読みとり、役作り、撮影やアフレコ作業等
様々な制作過程や、演技者としての日常訓練の方法を習得していきます。
映画人として必要なバイタリティーや体力、精神力を身に着けていきます。
(公式ホームページより抜粋)
受験生の感想
動作の演技の中で、どこに重きをおくのか、難しかったです。
どうしても、さらっと演技を流してしまいました。
見せ方も学ばなければならないと思いました。
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